友人と巡る2泊3日の岐阜サウナ旅④:大垣サウナ編

引用:大垣サウナ公式サイト

田辺温熱保養所を出て、今回の岐阜サウナ旅もいよいよラスト。
締めくくりは、何度も通っている老舗サウナ施設「大垣サウナ」です。

この日はすでに4施設目。
何セット入ったかもあやふやな状態で大垣に向かいながら、
「このコンディションで入る大垣は今日はどう感じるんだろう」と、少しワクワクした気持ちで車を走らせました。

夕方に到着すると、外はだいぶ暗くなりかけ。
白い外壁に赤と緑のネオンの「大垣サウナ」の文字が灯りはじめ、「あ、今回もここに来れたな」とホッとします。


大垣のママ

入口を入ると、いつもの“大垣のママ”がカウンターにいます。
田辺温熱保養所にもお母さんがいましたが、大垣にもママがいるのがうれしいところ。

ここには靴箱はなく、靴は受付でママに預けるスタイル。

「東京からここまでありがとう」
「ゆっくりしてって」

そんな会話を交わしながら靴を預けるだけで、旅の終盤の疲れが少し軽くなります。
ロッカーキーを受け取り、脱衣所へ。


われらサウナ人。

軽く体を洗って、サウナパンツを履きサウナ室へ。
L字型2段のサウナは、この日も温度計が116℃を指してあつあつです。

カラッとした熱がじわじわと芯まで入ってきて、座ったそばから汗が一気に吹き出す。
この日は常連さんたちがテレビを野球中継に変えていて、みんなで試合を眺めながら黙々と蒸される時間。
静かすぎず、うるさすぎず、老舗サウナならではの落ち着いた空気が流れています。

引用:大垣サウナ公式サイト

テレビの下には「われらサウナ人」と刻まれた黒い石盤。

サウナは自然を愛する人に好まれている
サウナには野趣があるような気がする
サウナに入ると旅情を感じるときもある
なぜか仕事のできる人に好まれている
サウナは明日を考える人に向いている
サウナは人生を楽しむためにある
しかしサウナに入ったからと云って
いばる人はひとりもいない。

この文を読むと、体だけでなく、心の姿勢もすっと整えられる気がします。

引用:大垣サウナ公式サイト


地下水の水風呂

しっかり熱を入れたら、サウナパンツを脱いで水風呂へ。
水温は14℃。地下水を使った水風呂はあたりがやわらかく、肌に触れた瞬間に「ああ、この水だ」と体が思い出します。

肩まで浸かったときの、全身がスッと落ち着く感じ。
頭で「水風呂に入りたい」と考える前に、体のほうが水を欲しがっているような感覚があります。

4施設目でさすがに疲れが出るはずなのに、この水風呂に浸かるともう少し行けそうな気がしてしまう。
ずっと浸かっていたくなるのに、きちんと芯まで冷ましてくれる、絶妙な温度と水質です。

結局ここでも3セット。
「もう十分かな」と思いつつ、気づけばまた水の中にいました。

引用:大垣サウナ公式サイト


生姜焼き定食

サウナと水風呂を堪能したあとは、館内着に着替えて2階のお食事処へ。
「大垣サウナ」と大きく書かれた少しレトロな館内着は、着るだけで気持ちを“常連モード”に切り替えてくれます。

階段を上がると、有名人のサインがずらり。
ここがどれだけ長く愛されてきた場所なのか、一目で伝わってきます。

そして、ここでのお楽しみはやっぱり 生姜焼き定食

タレのしみた豚ロースをひと口かじるたび、「うますぎる」。
甘辛さと生姜の香りのバランスがちょうどよくて、ご飯が止まりません。

そして、生姜焼きだけじゃなくて、味噌汁もうまいんよ。
サウナ後の体にじんわり染みてきて、「あ〜…」と自然に声が漏れる一杯です。
今書きながらもう食べたいです。

本当は他のメニューも気になっているのに、毎回メニューを開いて、毎回「生姜焼き定食お願いします」と言ってしまう。
「サ飯どこが好き?」と聞かれたら、やっぱり大垣サウナの生姜焼きと答えます。


旅を締めくくって

こうして2泊3日の岐阜サウナ旅は終わり。
大垣サウナをあとにして、東京への帰路につきました。

体はくたくたなのに、心は不思議と軽い。
都会で固まっていた心と体を、岐阜のサウナたちにほぐしてもらえたように感じます。

116℃のサウナ、14℃の水風呂、生姜焼き定食、そして“大垣のママ”。

「またここに帰ってきたい」

そう素直に思える旅でした。

📍施設情報

大垣サウナ

〒503-0808 岐阜県大垣市三塚町1222

公式サイトはこちら:https://www.ogaki-sauna.com

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