【鳥取サウナ旅①】岡山「sauna kolme kylä」

引用先:sauna kolme kylä 公式サイト

鳥取でのライブに向かうため、まずは岡山へ。
そんな旅の直前、11月11日の「ととのえの日」にサウナシュランが発表され、
その受賞施設の中に、見たことも聞いたこともない岡山のサウナを発見。

「こんなタイミングある?」
旅の日は11月15日。これはもう行くしかない。

おそらくほとんどのサウナーがまだ行けていない今、
誰より早く体験してみることに決めた。

サウナシュラン受賞してますね


🚍岡山のやさしさ

岡山駅からバスで20分――
そのはずが、まさかの乗り間違え。

焦っていたところ、同じバスに乗っていたお客さんが気づいて声をかけてくれた。

「後ろから来てるバスに乗り換えられるように伝えておくね。」

次の停留所では、本来のバスがわざわざ停まってくれて、
しかも無料で乗せてもらえることに。

「これが岡山の温度感か……」

東京ではまず出会えない、あたたかい出来事だった。


🏭田舎に突然現れるサウナ

引用先:sauna kolme kylä 公式サイト

工場や市民プールが並ぶのどかなエリアを抜けると、
急にスタイリッシュで存在感のある建物が現れる。

前庭には大きな岩と木が配置され、
「え、ほんとにサウナ?」と思うほどの洗練された雰囲気。

受付にはサウナシュランの盾。
渡されるのは、

  • 氷水入りの番号タンブラー
  • タオル一式

ロッカー番号とタンブラー番号が一致する仕組みで、
鍵ではなくタンブラーで管理するところに、すでにセンスを感じる。

番号付きでかわいい


🌿世界観がある空間

水着に着替えて広場へ向かうと、スタッフさんが施設全体を丁寧に説明してくれる。

まず目に入るのは、
イタリア産・樹齢700年のオリーブの木。
まるでここ全体を見守るように立っている。

存在感あるオリーブの木

そして印象的なのは、
すべてのエリア名がフィンランド語で、意味がしっかり込められていること。

場所が単なる名前ではなく、
「どう過ごしてほしいか」という意図と結びついている。

施設の構成は、

  • サウナ室:2つ
  • 水風呂:3つ
  • アロマシャワー
  • 外気浴
  • 内気浴

全体が静かに統一され、落ち着く世界観が作られていた。

全てフィンランド語で意味がある


🔥サウナ室

🔥メインサウナ「moimoi(こんにちは)」

名前の通り、優しく迎えてくれるメインサウナ。

  • HUUM(セルフロウリュ可)
  • Harvia(15〜20分ごとにオートロウリュ)
  • 真珠×銅板の天井
  • 流木を削ったストーブ周り
  • 波型の座面

温度は約90℃。湿度が高く、呼吸しやすい。

ちょうど支配人の薬草ロウリュにも遭遇し、
香りに包まれながら深くととのった。

引用先:sauna kolme kylä 公式サイト


🔥小屋サウナ「mökki(小屋)」

静かにこもるための瞑想サウナ。

  • 木質ペレットストーブ
  • 温度は約80℃
  • 暗い室内で炎の音だけが響く
  • マグネットで人数管理(最大5人)
  • アロマ氷のキューゲルで香りがゆっくり広がる

ただ火を眺める時間が、心を静かに整えてくれる。

引用先:sauna kolme kylä 公式サイト


💧水風呂エリア

💧「meri(海)」

16℃の水風呂が、まるで“海の底”のような空間。

  • 水中スピーカーでヒーリング音
  • スペインの石に触れるアーシング体験
  • 浮かぶような入り心地

水風呂というより“作品”のようだった。

引用先:sauna kolme kylä 公式サイト


❄️シングル水風呂「pieni(小さい)」

水温約8℃のシングル。
コンパクトだが、しっかり冷える。

短時間で一気にクールダウンできる、キレのある冷たさ。

引用先:sauna kolme kylä 公式サイト


🫧不感湯「aiti(お母さん)」

約35℃のぬるま湯。
名前の通り“お母さんのようなやさしさ”。

pieniでしっかり冷えたあとに入ると、
じんわり包まれる感覚がとにかく心地よい。

引用先:sauna kolme kylä 公式サイト


🚿シャワー・休憩

🌹アロマシャワー「tuoksu(香り)」

日本に数台しかないアロマシャワー。
今回はローズの香り。

水風呂 → アロマシャワー → 外気浴
この動線がおすすめみたいです。

←tuoksuアロマシャワー、小屋サウナ→


🌬外気浴「tuuli(風)」

ここが個人的に最も好きだった場所。

  • Lafumaのインフィニティチェア
  • 高級チェア
  • 壁の隙間から見える青空
  • やさしい岡山の風

外気浴だけでまた来たいほど気持ちいい。
ただし地面が冷たいのでサンダルは必須。


😴内気浴「uni(夢)」

薄暗く、4種のスパイスの香りが漂う内気浴室。

静かに落ち着ける空間で、
友人は気持ちよすぎて爆睡していた。

寝落ちするサウナが結局一番気持ちいいのでは?


🧭まとめ:岡山にあるのに、岡山を忘れるサウナ

フィンランド語の意味、建築、香り、音。
すべてが丁寧につながっていて、
“世界観でととのえるサウナ”という印象だった。

料金は2時間3,500円。
少し高めに見えるが、体験を考えると充分に価値がある。

貸切ではないので、行くなら朝が断然おすすめ。
光と空気の相性が抜群。

岡山で心も身体も整ってしまい、
この後の鳥取サウナ旅がさらに楽しみになる体験だった。

おしゃれなデザインの看板

📍施設情報

sauna kolme kylä(サウナ コルメ キュラ)

〒700-0942 岡山県岡山市南区豊成1丁目182 番3

公式サイトはこちら:https://sauna-kolme-kyla.jp


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