【体験レビュー】堀田湯の男湯・女湯を実際に比較して分かった違い

オレンジに包まれた、都心の“銭湯サウナの完成形”。
昔ながらの銭湯の空気や景色を残しながら、設備や体験は今の時代にしっかりアップデート。
今回は定休日に特別許可をいただき、男湯・女湯を両方体験して、その違いまでじっくり比べてきました。

今回は、少し特別な堀田湯体験。

お仕事のご縁で、堀田湯さんの定休日に撮影と入浴を特別に許可していただき、
普段は入ることのできない 男湯・女湯の両方を実際に体験してきました。

堀田湯は、これまで何度も通っている大好きな銭湯。
オレンジを基調としたネオンライトと暖簾、内装のタイル、天井高、動線、照明の落とし方。
どこか懐かしくて、初めて来ても「前から知っていた場所」に戻ってきたような感覚になります。

今回は貸切という特別な状況。
嬉しさもありつつ、誰もいない銭湯には少しだけ寂しさもありました。

銭湯って、人の気配があって完成する場所なんだな。
そんなことを改めて感じた時間でもあります。

リニューアルされた銭湯でありながら、浴室の壁には桜と富士山のペンキ絵。
新しさと歴史が同時に存在している、このバランスこそが堀田湯らしさなのかもしれません。

銭湯の湯船っていいよね

■男湯の特徴|開放感と外気浴を楽しむなら

待ち時間すら心地いい、内湯20℃の水風呂

男湯でまず印象に残るのが、内湯にある20℃の水風呂

堀田湯のサウナは非常に人気があり、混雑時は待ち時間が発生します。
ですが、その待ち時間に 熱湯 × 水風呂の温冷交代浴ができるのがありがたい。

「待たされている」感覚がなく、
体を整えながら自然と順番を待てる。
この設計が、堀田湯の懐の深さだと感じます。

引用先:https://sauna-ikitai.com/saunas/1599

薬草サウナ|香りと静けさに包まれる空間

男湯のサウナは薬草サウナ
茶室をイメージした暗めの空間で、自然と気持ちが落ち着きます。

ストーブの上には沸騰したやかん。
0分・30分にはオートロウリュが入り、溢れたお湯がストーブに落ちて、じわっと熱が広がる。

やかんの中には薬草が浸してあり、サウナ室いっぱいに香りが広がります。
さらに15分・45分にはスタッフロウリュ。

基本温度は約97℃ですが、ロウリュが入ると体感温度は一気に上昇。
混雑時は扉の開閉が多いため、座るなら奥の席がおすすめです。

奥の席でやかんの沸騰を見ながらがおすすめ

水風呂体験|深さ160cm。身体ごと沈む

堀田湯を象徴する存在のひとつが、160cmの深水風呂
水風呂というより、「沈む」という表現の方がしっくりきます。

天然地下水を使用していて、
身長170cmの僕が、つま先立ちでギリギリ顔が出る深さ
肩まで浸かるどころか、身体全体が水に包まれる感覚です。
無理に長く入らなくても、数十秒で十分すぎるほどの冷却力があります。

水質もやわらかく、刺すような冷たさはありません。
「冷たい・気持ちいい」がちゃんと両立している水風呂。

改めて思いますが、
ここは銭湯。それなのにクオリティが高すぎる。

この水風呂が気持ちいい

開放感あふれる露天風呂と日替わり

視界が一気に開ける露天風呂と外気浴スペース

外気浴スペースは緑に囲まれ、風が通るたびに自然の空気が全身を通り抜けていきます。
この体験は、正直東京のサウナではなかなか味わえません。

よく見ると、木の正体は夏ミカンの木。
季節が進むと実が熟して落ちてくることもあるそうです(笑)。

日替わりで内容が変わる露天風呂もあり、
来るたびに違った楽しみがあるのも魅力。

都心の銭湯とは思えない、この余白感。

■女湯の特徴|女性への配慮

脱衣所から伝わる、女性への配慮

彼女と堀田湯に来ることはあっても、女湯の中は当然入れません。
今回は特別に体験できるということで、正直かなりワクワクしていました。

まず驚いたのが脱衣所です。

ドライヤーは全台ReFa(3分20円)。
こうした細かい部分から、女性向けの配慮がしっかり感じられます。

リファ3台は嬉しいですね!!

女湯だけの設備がしっかりある

女湯には女性専用の電気風呂があり、
内湯に水風呂はありません。

シャワーヘッドもReFa仕様。
使うたびに、ちょっと嬉しくなるポイントです。

露天には、サウナ・薬湯・水風呂が配置されています。

女湯普段入れないから新鮮!!

遠赤外線サウナ|ウォーリュ式で湿度が高い女性の肌にも優しい

サウナは6名ほどのコンパクトなサイズですが、遠赤外線ストーブで104℃
正直、男湯よりもしっかり熱い。

女湯最大の特徴がウォーリュ
30分ごとに、サウナ室のヒノキ板に水をかけ、蒸気と香りを広げるサービスです。

リニューアルされたヒノキに水がかかると、香りが一気に立ち上がる。
木目を眺めながら、じわじわと熱と香りに包まれていく感覚は、ここならでは。

ヒノキの香りには、森林浴の研究でも知られる
自律神経を落ち着かせる作用があるとされています。

今回特別に体験させてもらいましたが、
少し難しく、それでもとても貴重な体験でした。

※感じ方には個人差があります。

この大きいヒノキに水をかけていく
なんというか神秘的

2種類の水風呂と落ち着いた外気浴

女湯の水風呂は2種類。
15℃(チラー付き)と、地下水を使った17℃。

しっかり冷やすなら15℃、
ゆっくり入るなら17℃。

外気浴は空こそ見えませんが、
壁の隙間から差し込む光がとても心地いい。

手前が地下水。奥がチラー入り水風呂。
地下水は季節によって温度も違うから個人的には地下水で水風呂ゆっくり入りたい

ひと目で比較|堀田湯 男湯と女湯の違い
項目 男湯 女湯
全体の印象 開放感が強く、空が広い コンパクトで落ち着いた雰囲気
内湯の水風呂 あり(20℃) なし
サウナの種類 薬草サウナ(茶室イメージ) 遠赤外線サウナ
サウナ温度 約97℃(ロウリュで体感はかなり熱い) 約104℃(数字通りしっかり熱い)
ロウリュ オート+スタッフ ウォーリュ(30分ごと)
サウナの雰囲気 暗め・香り重視 明るめ・木の存在感
水風呂 深水風呂160cm(地下水) 15℃+17℃(2種)
外気浴 空が見えて開放感◎ 空は見えないが光が心地いい
ととのい椅子 数多め・標準的 数は少なめだが深く座れる
特徴的な設備 深水風呂・内湯水風呂 電気風呂・ReFaシャワー
脱衣所設備 標準的 ドライヤー全台ReFa
総合的な魅力 外気浴と空を楽しみたい人向け サウナ体験の濃さとサービス感

■男女を比べて感じたこと

開放感と外気浴重視なら男湯。
サウナ体験の濃さとサービス感なら女湯。

同じ堀田湯でも、体験の方向性はまったく違う。
それを実際に比べられたのが、今回いちばん面白かったポイントです。

堀田湯のタオルかわいくないですか?
※タオルよりととのいすぎて顔気持ち悪い方の方が目行くでしょ笑

■サウナ後に食べたい一杯

サウナ後は、徒歩5分のつけ麺屋「浜屋」へ。
特製つけ麺をいただきました。

濃厚で、正直おいしすぎた。
これは本気でおすすめです。

この特製つけめんうまいうまい

■最後に|銭湯に自分たちの広告がある不思議

今回は「サウナの窓口」として、
堀田湯さんで浴室ミラー広告を出させていただくお仕事で伺いました。

シャワー前の鏡の下にあり、
男湯は入って右側、女湯は入って左側。

よく行く銭湯に、自分たちの広告がある。
不思議だけど、素直に嬉しかったです。

堀田湯はやっぱり、ただの銭湯じゃない。

次は、またいつもの賑わっている時間に入りに行きたい。
誰かの番号が呼ばれる声を聞きながら。

堀田湯さん、
今回このような貴重な機会を本当にありがとうございました。

裏側こんな感じに撮影していました

■施設情報

施設名:堀田湯

住所:〒123-0852 東京都足立区関原3丁目20−14

営業時間:14:00〜24:00(土日のみ8:00から)

公式サイトはこちらから:https://www.4126.tokyo


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